不動産ニュース / 政策・制度

2010/7/6

「長期固定ローンは必要」/国交省の検討会が報告

 国土交通省は6日、「長期固定ローン供給支援のあり方に関する検討会」(座長:若杉敬明東京大学名誉教授)の報告書をとりまとめ、公表した。

 (独)住宅金融支援機構が独立行政法人整理合理化計画において、「新たな住宅政策の方向性を踏まえ、特殊会社化を含め機構のあり方を検討し、2年後に結論を得ることとする」とされたが、その後、「独立行政法人の抜本的な見直しについて」の閣議決定において、「独立行政法人整理合理化計画」に定められた事項については、当面凍結し、独立行政法人の抜本的な見直しの一環として再検討するとされた。

 こうした状況を受け、同省は市場関係者をはじめ関係者から住宅金融支援機構の業務・組織に関する意見を幅広く聴取し、今後のあり方の論点整理を行なうため、同検討会を設置し、検討を進めてきたもの。

 報告書では、長期固定ローン供給支援の必要性について改めて確認しているほか、政府支援の手法や公的関与のある機関による証券化のあり方、資本のあり方などについて述べられている。

 詳細は同省ホームページを参照のこと。
 

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆