不動産投資用物件の検索サイト「健美家」(http://www.kenbiya.com)を運営する健美家(株)は6日、首都圏の不動産投資用物件の市場動向(2010年1~6月)を発表した。
同社サイトに登録された流通物件と、実際に問合せのあった物件(検討物件)を、物件種別(区分所有マンション、一棟アパート、一棟マンション、一棟ビル)ごとに物件数、投資利回り(表面利回り)、物件価格、完成後年数を集計した。
区分所有マンションの平均価格は、流通物件が1,079万円(前年:1,027万円)。検討物件は平均価格が791万円(同:811万円)。平均投資利回りはそれぞれ10.52%(同:10.64%)、 12.42%(同:12.42%)。
一棟アパートの平均価格は、流通物件が5,342万円(前年:5,474万円)。検討物件は平均価格が3,817万円(同:4,323万円)といずれも低下。平均投資利回りはそれぞれ10.4%(同:10.38%)、12.61%(同:11.98%)といずれも上昇した。
一棟マンションの平均価格は、流通物件が1億6,161万円(前年:1億6,729万円)。検討物件は平均価格が1億2,814万円(同:1億4,373万円)と、いずれも低下。平均投資利回りはそれぞれ9.3%(同:9.36%)、10.97%(同:10.88%)。
一棟ビルの平均価格は、流通物件が2億2,141万円(前年:2億2,877万円)。検討物件は平均価格が1億4,343万円(同:1億6,810万円)といずれも低下。平均投資利回りはそれぞれ9.37%(同:9.77%)、11.37%(同:12.28%)といずれも低下した。
詳細は同社ホームページ(http://www.kenbiya.co.jp/news/pre2010-07-06.html)を参照。