不動産ニュース / 政策・制度

2010/7/7

鑑定協に対し、証券化不動産鑑定評価の適正実施を要請/国交省

 国土交通省は6日、(社)日本不動産鑑定協会に対し、証券化対象不動産鑑定評価等の適正実施を傘下会員に周知徹底するよう文書で要請した。鑑定評価等実績調査や依頼者等へのヒアリング、鑑定業者への立入検査、これらの結果についての検証など、同省が平成21年度に実施した「鑑定評価モニタリング」により明らかとなった問題点について改善を求めているもの。

 モニタリングでは、DCF法の適用にあたり、運用収益・運営費用項目や資本的支出等の査定、将来予測に関する妥当性や判断の根拠について記載が不十分だったケースが見られたことから、これらを明確に示し鑑定評価書の記載の充実を図るべきとしたほか、鑑定評価額の理解の促進、鑑定業者内部における鑑定評価に対する独立性の確保なども求めている。

 また、鑑定協に対しては、これらの事項の研修事業への反映、会員への周知徹底などを要請した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆