(財)住宅総合研究財団(住総研)は24日(土)、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)にて、「江戸東京住まい方フォーラム」を開催する。
同財団では、年数回同フォーラムを開催しており、184回目となる今回のテーマは「江戸城濠と都市環境―都心で涼しく暮らす」。
都市内緑地のヒートアイランド緩和効果について観測・研究を進めている東京工業大学教授の成田健一氏が、皇居を中心としたエリアとその濠が、東京の気温や住環境にどのような影響を与えているかについて、また、江戸城とその周辺地域の発掘調査に携わってきた千代田区立四番町歴史民俗資料館学芸員の後藤宏樹氏が、江戸城がどのような地形の上に築かれ、また、濠に流れ込む水はどのように変化していうのかなど、歴史的変遷について紹介する。
また、日本工業大学教授の波多野 純氏が、江戸東京の建築史研究の立場から都心で涼しく暮らす方策、都心の住環境について議論する。
参加費は500円で、先着80名。
詳細および申込みは同財団ホームページを参照のこと。