東京急行電鉄(株)はこのほど、オープンモール型の商業施設「たまプラーザ テラス ゲートプラザ(3期)」(横浜市青葉区)を10月7日に開業。併せて05年11月に着工した「たまプラーザ」駅周辺開発計画「たまプラーザ テラス」(全139店舗)がグランドオープンすると発表した。
「たまプラーザ テラス」は、同社が中心となって半世紀以上にわたりまちづくりを行なってきた「東急多摩田園都市」の集大成と位置づけ開発を進めてきたもの。敷地面積約5万平方メートル、延床面積 約17万4,000平方メートル、田園都市線「たまプラーザ」駅上部に人工地盤を設置して構築した、交通機能と商業機能を併せ持った施設。
10月開業するゲートプラザは、延床面積約3万3,000平方メートルの全店舗を外部に面したオープンモール。バスロータリーや駐車場などを地下化し、車と歩行者を分離することで、駅周辺を安全・快適に回遊することを可能とする。
また、「ライフスタイル・コミュニティ・センター」というコンセプトのもと、メインターゲットである20~30歳代のファミリー層のニーズに応えるよう子供向けサービスを展開する店舗を多数揃えるほか、専門性の高い食料品店、生活雑貨店、ファッション店、カフェ、レストランなども誘致する。
そのほか、東急線沿線でケーブルテレビ事業を展開するイッツ・コミュニケーションズ(株)(横浜市青葉区、代表取締役社長:市来利之氏)と連携し、コミュニティホール「プラーザホール by iTSCOM」とサテライトスタジオ「イッツコムスタジオ たまプラーザ」を設置することで、メディアを通じた生活者とのコミュニケーション機能を強化。コンサートやイベントを開催できる芝生と噴水の広場「フェスティバルコート」を同施設の中央に配置し、開放感溢れるフードコート「テラスキッチン」を併設する。