不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/7/15

債務免除益など特別利益44億円の計上で最終黒字に/原弘産11年2月期第1四半期決算

 (株)原弘産は14日、2011年2月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年3月1日~5月31日)は、連結売上高18億3,400万円(前年同期比▲73.9%)、営業損失8,800万円(前年同期:営業損失23億7,000万円)、経常損失1億8,300万円(同:経常損失25億7,800万円)、当期純利益42億4,900万円(同:当期純損失54億6,100万円)。社債償還益や債務免除益などの特別利益を約44億円計上し、最終黒字となった。

 主力の不動産分譲事業では、分譲マンション代理販売、たな卸資産の売却に注力したものの、市況低迷からたな卸資産の売却により販管費を補える利益を確保できず、営業収益15億6,100万円(前年同期比▲75.3%)、営業損失7,000万円(前年同期:営業損失21億6,600万円)となった。
 不動産賃貸管理事業は、管理戸数が減少傾向にあること及び前連結会計年度において保有する賃貸物件の一部を売却したこと等により賃貸収入が減少し、営業収益2億7,100万円(前年同期比▲13.0%)、営業利益8,700万円(同30.6%増)となった。

 通期では、連結売上高107億9,000万円、営業利益13億5,000万円、経常利益9億900万円、当期純利益は52億円を見込む。

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