(株)センチュリー21・ジャパンは22日、2011年3月期第1四半期決算(非連結)を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の経営成績は、営業収益8億6,900万円(前年同期比37.5%増)、営業利益2億800万円(同▲6.0%)、経常利益2億1,800万円(同▲6.5%)、当期純利益1億2,000万円(同▲11.8%)となった。
サービスフィー収入が前年同期比4.3%増、加盟金収入が43.0%増となった一方で、その他収入が同▲6.0%となったが、今期より新たにITサービスによる収入2億100万円を計上し営業収益全体では増収となった。
一方、ITサービスにかかる営業原価を2億1,300万円計上したため、営業総利益は前年同期比1.6%増にとどまった。
また、販売費および一般管理費において、人件費およびその他経費が増加し、減益となった。
なお、同日開催の取締役会において、同社広告基金組合の事業のうち、有料ポータルサイトの物件掲載業務に関する事業を譲り受けることを決議。それを受け、10年4月23日に公表した通期業績予想を修正した。
修正後は、売上高35億1,300万円、営業利益8億4,400万円、経常利益9億万円、当期純利益は5億1,700円を見込む。