(財)日本賃貸住宅管理協会レディース委員会(委員長:北澤艶子氏)は23日、東京グリーンパレス(東京都千代田区)で第2回定例会を開催。協会会員の女性経営者や従業員を中心に、約60名が参加した。
冒頭に挨拶した北澤委員長は、「日々変化する市場に対応すべく、われわれは常に一歩先のことを見据えて勉強していく姿勢が不可欠。特に、協会が打ち出した『めやす賃料』については、まず会員が率先して熟知する必要がある」などと語った。
第1部では、大里綜合管理(株)代表取締役社長の野老真理子氏が「感動を呼ぶ地域貢献と地域密着営業の極意」をテーマに講演。空地に花植え、放置自転車を皆で片付け、働くママの子育て支援、などを例に挙げ「徹底した地域貢献により地域ユーザーの満足度が高まり、結果として会社に利益をもたらす」と述べた。
続く第2部では、(株)リクルート住宅総研・主任研究員の阿曽 香氏が「賃貸マーケットとこれだけは知っておきた賃貸カスタマーの最新動向」について解説。(1)カスタマーマーケット動向、(2)賃貸入居者の動き方、(3)マクロマーケット動向、(4)消費者トレンドからのヒント、などについて、データをもとにした分析結果を紹介した。