不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/7/27

首都圏居住用賃貸住宅、成約数2ヵ月連続のマイナス/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社の不動産情報ネットワークにおける、6月の首都圏居住用賃貸市場動向を発表した。

 同月の居住用賃貸物件の登録数は3万5,371件(前年同月比▲14.6%)と3ヵ月連続のマイナスとなった。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが首都圏平均で10万1,200円(同▲6.7%)と11ヵ月連続マイナス、賃貸アパートが6万2,000円(同▲1.0%)で2ヵ月連続のマイナスだった。

 一方、居住用賃貸物件の成約数は1万5,214件(同▲6.6%)で、2ヵ月連続のマイナスとなった。エリア別で最も件数の多い東京23区が、シングル向け物件を中心に軟調で6,587件(同▲10.5%)と落ち込んだため。その他エリアは、東京都下1,217件(同▲1.5%)、神奈川県4,935件(同2.4%増)、埼玉県1,349件(同▲13.2%)、千葉県1,126件(同▲16.3%)。唯一増加の神奈川県は、6ヵ月連続プラス。

 また、成約賃料は、賃貸マンションが1平方メートル当たり2万5,800円(同▲2.3%)と7ヵ月連続のマイナス、戸当たりでも9万8,500円(同▲2.6%)と10ヵ月連続マイナス。賃貸アパートは、1平方メートルあたり2万300円(同2.5%増)で9ヵ月ぶりのプラス。戸当たりでは6万4,600円(同0.3%増)と4ヵ月連続のプラスだった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆