不動産ニュース / 政策・制度

2010/7/27

「マンション標準管理規約」の見直しへ検討会設置/国交省

 国土交通省はこのほど、「マンション標準管理規約の見直しに関する検討会」を設置。8月3日に、第1回会合を開く。

 「マンション標準管理規約」は、管理組合が各マンションの実態に応じて管理規約を制定・変更する際の参考として、1982年、旧・建設省が「中高層共同住宅標準管理規約」として作成したもの。その後、法令改正や環境変化を踏まえ、83年、97年、2004年に改正されている。

 同検討会では、主要検討事項として、(1)長期修繕計画の定義等の位置付け及び定期的な見直し、(2)執行機関(理事会等)の権限の明確化、(3)管理組合の役員の資格要件の取扱い等、(4)集会に欠席する区分所有者の議決権の委任状等の適切な取扱いの明確化等について審議。これらの審議を踏まえ、マンション標準管理規約の改正案を作成。パブリックコメントを実施したうえで、年内に同改正案をとりまとめる方針。

 委員は、穐山精吾氏(特定非営利活動法人全国マンション管理組合連合会会長)など11名。第1回会合では、同規約見直しに関する論点整理等を行なう予定。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆