不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/7/27

営業力・商品力等の強化でブランド価値創造を図る/東日本ハウス

 東日本ハウス(株)は27日、2010年10月期第2四半期決算概要、ならびに今後の事業戦略等について説明した。

 同期(09年11月1日~10年4月30日)は、連結売上高198億9,600万円(前年同期比▲1.3%)、営業損失5億100万円(前年同期:営業損失13億2,100万円)、経常損失8億6,000万円(同:経常損失17億5,100万円)、当期純損失9億8,600万円(同:当期純損失19億9,500万円)。売上が下期に集中するためわずかに減収となったが、経費削減等が奏功し、純利益は約10億円回復した。

 また、下期の重点実施項目については、(1)ショールーム「華ぷらざ」を1年以内に34ヵ所開設するなど営業力の強化、(2)新商品「華プレミアム」等の商品力強化、(3)キッズデザイン賞の開発コンセプトの提案、(4)新規事業(環境事業)の推進、(5)マンション事業の推進、を挙げた。

 説明会で挨拶した同社代表取締役社長の成田和幸氏は「『華ぷらざ』は仙台エリアに重点を置き開設準備を進める。『華プレミアム』については、商品の質はそのままに、40坪の住宅であれば、北海道エリアで135万円、首都圏エリアで120万円程度価格を引き下げる。価格だけではなく価値の訴求を強化することで、当社ブランドが広く浸透することにつながれば」と語った。

 これらの方策により、通期の売上高521億円、営業利益41億円、経常利益33億円、当期純利益28億6,000万円を見込む。

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