不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/7/30

既存ビルの建替え計画が堅調に推移、減収も純利益は回復/ヒューリック10年12月期第2四半期決算

 ヒューリック(株)は29日、2010年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~6月30日)の連結売上高は152億5,400万円(前年同期比▲1.2%)、営業利益は71億5,000万円(同▲2.3%)、経常利益は58億3,100万円(同5.3%増)、当期純利益は32億3,600万円(同61.1%増)。

 主力の不動産事業においては、築年数の古い物件を中心に立地特性に適した建替えを推進し、5物件が竣工、11物件の建替計画が堅調に推移した。しかしながら、前期にオフィスビル1棟を売却した影響等により、営業収益は138億4,000万円(同▲1.2%)、営業利益は79億7,200万円(同▲4.3%)にとどまった。

 保険事業では、営業収益11億1,800万円(同4.5%増)、営業利益3億4,800万円(同15.2%増)を計上。
 その他事業については、営繕工事の受注が伸び悩み、営業収益は4億5,800万円(同▲34.7%)、営業利益は2,200万円(同▲57.2%)となった。

 なお通期については、売上高335億円、営業利益155億円、経常利益120億円、当期純利益65億円を見込む。

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