不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/8/2

不動産事業売上大幅減も、販管費削減等により損失額縮小/すてきナイスG11年3月期第1四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は30日、2011年3月期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は437億9,100万円(前年同期比▲6.3%)、営業損失は7億3,200万円(前年同期:営業損失10億8,100万円)、経常損失は9億6,800万円(同:経常損失13億7,900万円)、当期純損失は12億300万円(同:当期純損失16億3,200万円)。減収となったものの、原価低減活動により売上総利益率は改善し、損失額は縮小した。

 主力の住宅資材事業は、「住まいの耐震博覧会」等への需要創造に努め、売上高370億4,900万円(前年同期比0.9%増)、売上原価圧縮や経費削減で、営業利益1億7,600万円(前年同期:営業損失2億300万円)を確保した。

 不動産事業は、契約戸数が237戸(同:418戸)と半減したことで、売上高49億9,700万円(前年同期比▲38.7%)、営業損失6億300万円(前年同期:営業損失4億円)となった。

 なお、通期では連結売上高2,400億円、営業利益28億円、経常利益15億円、当期純利益7億円を見込んでいる。

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