東急リバブル(株)は7月30日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は110億1,600万円(前年同期比▲11.8%)、営業利益は2億1,200万円(前年同期:営業損失3億5,900万円)、経常利益は2億2,600万円(同:経常損失3億3,300万円)、当期純損失は600万円(同:当期純損失2億9,600万円)。
不動産販売事業における売却案件が減ったため、同事業の売上高が5億100万円(前年同期比▲85.7%)と大幅に減少し、売上高は2ケタ減。しかし、主力の仲介事業が売上高64億9,200万円(同11.8%増)、営業利益1億9,100万円(前年同期:営業損失3,000万円)、販売受託事業が売上高11億7,900万円(前年同期比129.3%増)、営業利益3億2,900万円(前年同期:営業損失3億9,800万円)と復調。営業黒字を確保した。なお、最終損失となったのは、資産除去債務に関する会計基準適用の影響額を特別損失計上したため。
通期では、連結売上高575億円、営業利益38億5,000万円、経常利益38億円、当期純利益22億円を見込んでいる。