住友不動産販売(株)は4日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は140億2,100万円(前年同期比16.1%増)、営業利益15億9,500万円(同35.8%増)、経常利益15億8,200万円(同31.2%増)、当期純利益9億4,700万円(同31.8%増)と大幅な増収増益を達成。
主力の仲介業務は、リテール部門での売り物件獲得を重視。取扱件数7,973件(同6.2%増)と過去最高を更新。平均取扱単価も上昇したことから、取扱高2,142億9,900万円(同15.4%増)、営業収益99億5,100万円(同9.0%増)、営業利益19億5,800万円(同22.0%増)と伸長した。
受託販売業務も、取扱件数847件(同43.4%増)、営業収益11億3,100万円(同50.1%増)と伸長したが、既竣工物件への販売力傾斜による費用増加などで営業利益は6,400万円(同▲37.0%)と大幅減となった。
なお、通期では連結売上高590億円、営業利益111億円、経常利益110億円、当期純利益63億円を見込んでいる。