大和ハウス工業(株)は6日、ホームセキュリティシステムを標準搭載した賃貸住宅商品「セジュールウィット-S」と「セジュールオッツ-S」を発売した。
「セジュールウィット-S」は、2009年11月に発売した2階建て賃貸住宅「セジュールウィット」をベースに、また、「セジュールオッツ-S」は、06年に発売した3階建て賃貸住宅「セジュールオッツ」をベースにALSOKとのコラボレーションによるホームセキュリティシステムを標準装備し、防犯性能を高めたもの。
両商品では、ALSOKのホームセキュリティシステムを導入し、土地オーナーと一括契約することにより、入居者は同サービスを有料で利用することができる。
具体的には、玄関や窓に取り付けた開閉センサーが異常を感知するとALSOKガードセンターに通報が入り、ガードマンが現場に直行。確認後に必要に応じて緊急連絡先に通報・連絡が入るシステム。
また、エントランスゲートや電動チェーンゲート、敷地内防犯カメラなどを採用する「敷地セキュリティ」、共用部への不審者の侵入を防ぐためオートロックシステムなどを採用する「建物セキュリティ」、玄関ドアにおけるピッキング対策仕様などを採用する「住戸セキュリティ」という3段階でのセキュリティゾーン階層化も提案していく。