明和地所(株)は9日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)は、完成在庫の圧縮を含めた分譲マンション事業に集中すると共にオフィス関連用地の売却に取り組み、連結売上高84億5,800万円(前年同期比7.3%増)、営業利益9億3,500万円(同26%増)、経常利益5億6,000万円(同▲30.7%)、当期純利益11億3,300万円(同136.9%増)となった。
主力の不動産販売事業では、分譲マンション65戸およびオフィス関連用地を販売したことなどにより、売上高68億2,600万円(同7.8%増)、営業利益は6億7,700万円(同16.9%増)となった。
不動産賃貸事業では、賃貸収入の増強に努め、売上高6億3,000万円(同7.7%増)、セグメント利益2億7,400万円(同26.2%増)。不動産管理事業は、売上高9億8,000万円(同4.1%増)、営業利益1億3,800万円(同39.2%増)となった。
なお、通期では、連結売上高387億円、営業利益31億円、経常利益16億円、純利益10億円を見込んでいる。