(株)細田工務店は9日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の連結業績は、地域密着営業を展開し、受注及び販売活動を推進、売上高27億4,800万円(前年同期比▲24.7%)、営業損失3億1,100万円(前年同期:営業損失2億6,000万円)、経常損失3億9,900万円(同:経常損失4億3,200万円)、当期純損失4億900万円(同:四半期純損失4億3,100万円)。売上高の減少は、収益不動産事業の撤退過程で、前年同期に計上した物件売却7億3,000万円に対し、当期の売却物件は1物件で1億6,500万円と減少したことによる。
建設事業では、同社の旗艦商品として発表した長期優良住宅「創造空間『軸』」の住宅展示場を5つのエリアの分譲地で同時開設すると共に、本社周辺、各拠点、分譲地で集客イベントを開き、受注拡大に注力。不動産事業でも同様に集客イベントを行なうなど、分譲地の販売促進に取り組んだ。
なお、通期の連結業績予想は、売上高209億円、営業利益10億2,000万円、経常利益4億1,000万円、純利益5億5,000万円。