(独)住宅金融支援機構はこのほど、「民間住宅ローン利用者の実態調査」を実施し、「金利タイプ別利用状況(2010年7月期)」を発表した。10年7月に居住用の新規の民間住宅ローンを借り入れた、全国の20歳以上60歳未満の人を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施したもの。316件の有効回答を得た。
それによると、住宅ローンの金利タイプ別シェアは、「変動型」は47.8%(6月調査:49.6%)と1.8ポイント減少。「固定期間選択型」は28.8%(同:32.5%)で、うち固定期間(10年)の利用割合は14.2%(同:18.4%)といずれも減少した。
一方、「全期間固定型」は、6月時点の18%から23.4%に増加した。