不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/8/12

社宅管理事務代行事業は堅調、コスト抑制で営業利益22%増/日本社宅サービス10年6月期決算

 日本社宅サービス(株)は11日、2010年6月期決算を発表した。

 当期(09年7月1日~10年6月30日)は連結売上高60億800万円(前年同期比▲4.7%)、営業利益5億8,700万円(同22.2%増)、経常利益5億8,200万円(同22.9%増)、当期純利益3億6,300万円(同49.3%増)。

 主力の社宅管理事務代行サービスは、計画外の解約案件の発生や新規施設の稼働ずれ込みなどで売上高27億9,700万円(同▲1.7%)となったが、原価・販売管理費等のコスト削減、投資関連費用の繰越により、営業利益は5億1,600万円(同21.5%)と伸長した。

 施設総合管理事業は、マンション管理収入の減少、大規模修繕工事の先送りなどにより売上高32億1,100万円(同▲7.2%)と落ち込んだが、固定費・変動費の削減を徹底したことで、営業利益は7,000万円(同26.9%増)を確保した。

 なお、次期については連結売上高62億1,400万円、営業利益5億2,600万円、経常利益5億2,700万円、当期純利益2億5,400万円を見込んでいる。

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