(株)陽光都市開発は12日、2010年12月期第2四半期決算を発表した。
当期(10年1月1日~6月30日)の連結業績は、投資用マンション事業で予定していた販売戸数を下回る水準で推移したことなどから、売上高は42億9,700万円(前年同期比▲17.3%)、営業損失1億6,100万円(前年同期:営業利益1億1,500万円)、経常損失2億4,200万円(同:経常利益5,600万円)、当期純損失2億8,100万円(同:当期純利益6,200万円)となった。
不動産販売事業では、新築投資用マンション6棟を供給し98戸を、投資用マンションの中古物件44戸を販売した。また、戸別販売を予定していた中古マンション1棟(50戸)を、有利子負債の圧縮、資金回収の迅速化の観点から売却し、売上高35億1,800万円(前年同期比▲18.5%)、営業損失1億6,600万円(前年同期:営業利益1億8,400万円)となった。
不動産管理事業では、リフォーム売上が減少したものの、コスト削減効果などにより、売上高4億3,700万円(同▲10.9%)、営業利益1億5,700万円(同6.8%増)を計上。
不動産賃貸事業では、賃貸収益を計上していた販売用マンションが売却により減少したため、売上高2億2,100万円(同▲5.0%)、営業利益9,400万円(同▲16.5%)となった。
不動産仲介事業では、景気停滞による借り換え意欲の減退などにより、売上高6,000万円(同▲42%)、営業利益3,000万円(同▲46.7%)。
その他事業は、ファンド事業の売上が伸び、売上高6,000万円(同17.5%増)、営業利益1,500万円(前年同期:営業損失1,000万円)。
なお、通期の連結業績は、売上高92億1,300万円、営業利益2億6,700万円、経常利益1億2,400万円、当期純利益1億円を見込んでいる。