不動産ニュース / その他

2010/8/13

マルチテナント型大規模物流施設「市川物流センターII」を取得/JLF

「市川物流センターII」外観
「市川物流センターII」外観

 日本ロジスティクスファンド投資法人(JLF)は12日、「市川物流センターII」(千葉県市川市)の不動産信託受益権の準共有持分90%の取得を決定したと発表した。

 「市川物流センターII」は、鉄骨造合金メッキ鋼板葺5階建て、延床面積7万6,842.37平方メートルの大規模物流施設。首都高速道路湾岸線千鳥町I.C.や京葉道路市川I.C.まで至近の好立地に位置する。マルチテナントでの利用を想定しており、各階に車両が直接アクセスできるランプウェイや垂直搬送機を配置したほか、24時間有人警備、カフェテリアや売店をはじめとした従業員用アメニティ設備なども備えている。「CASBEE」新築のAランクも取得済み。

 市川エリアが、首都圏の各ゲートウェイにアクセスが優れているほか、徒歩通勤圏内の住居エリアから比較的容易に労働力を確保できることなどから取得に至った。

 取得価格は174億1,500万円、取得先は市川2特定目的会社、取得日は9月3日の予定。

 なお、JLFの運用ポートフォリオは、同ビルの取得で28物件・取得価格ベースで約1,432億4,000万円となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。