日本プライムリアルティ投資法人（JPR）は13日、2010年6月期決算を発表した。
当期（10年1月1日～6月30日）は、営業収益123億1,400万円（前期比7.1％増）、営業利益64億8,400万円（同11.3％増）、経常利益49億6,400万円（同14.6％増）、当期純利益49億6,300万円（同14.6％増）、1口当たりの分配金6,770円（同▲163円）となった。
当期は、「東京建物京橋ビル」（取得価格52億5,000万円）、「TK堀留ビル」（同51億円）およびフォワードコミットメント物件の「JPR千駄ヶ谷ビル」（同150億5,000万円）を取得。一方、「JPR名古屋栄ビル」は資産入替えの一環として譲渡価格49億3,700万円で売却した。これにより、保有資産残高は55物件、3,312億円（取得価格ベース）、総賃貸可能面積は41万326平方メートル、テナント数は460となっている。なお、稼働率は95.5％（前期末比▲0.9％）。
次期は、営業収益117億5,800万円、営業利益57億8,800万円、経常利益41億1,200万円、当期純利益41億1,100万円、1口当たりの分配金5,750円を見込んでいる。
