不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/8/16

首都圏マンション「買い時感」、来訪者・モニターとも堅調水準を維持/長谷工アーベスト調査

 (株)長谷工アーベストは16日、7月度の顧客マインド調査結果を発表した。首都圏で受託販売したマンションのモデルルーム来訪者および首都圏居住者(以下、モニター)を対象に住宅の「買い時感」について3ヵ月おきに調査、分析しているもの。今回は7月2~5日の間、ウェブサイト上でアンケートを実施し、来訪者418件、モニター2,259件から有効回答を得た。

 それによると、「株価の低下」や「参議院選挙前」という先行きの不透明さが増したなかでの調査となり、「買い時感DI」は、前回調査(2010年4月)に比べ来訪者では「+26」から「+23」に、モニターについても「+2」から「-1」に下降したが、来訪者・モニターともに堅調にスタートした10年1月調査水準を上回った。また、来訪者は販売が好調だった04~05年調査水準で推移している。 

 また、「買い時だと思う」と回答した理由は、来訪者・モニターともに「現在の金利が低水準だから」が最も多く、次いで「現在は価格が低水準だから」「現在は、税制のメリットがあるから」などの「買いやすい市場環境」に関する項目と「今後、消費税率の引き上げが予想されるから」が上位となった。

 一方、一時見合わせの理由をみると、来訪者では「希望に合う物件(広さ・間取り)がない」「価格が希望に合わない」「希望する場所に物件がない」が上位となった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。