フロンティア不動産投資法人(FRI)は16日、2010年6月期決算を発表した。
当期(10年1月1日~6月30日)は、営業収益63億6,400万円(前期比2.1%増)、営業利益33億3,200万円(同▲0.1%)、経常利益29億7,500万円(同▲0.8%)、当期純利益29億7,400万円(同▲0.8%)、1口当たり分配金は1万8,588円となった。
当期は、安定的かつ強固な収益基盤を構築すべく、ポートフォリオの質と収益性、安定性の維持向上に努めたため新規取得はなく、同投資法人が所有する不動産等は20物件、取得価格の合計は1,780億800万円のまま。
また、賃貸状況については、主としてイオンリテール(株)等の大手小売業者との間で長期的な契約(賃料ベースで全体の7割超が残存契約年数10年超)を締結しているため、稼働率100.0%を維持した。
次期は、営業収益74億円、営業利益38億8,500万円、経常利益34億7,900万円、当期純利益34億7,800万円、1口当たり分配金1万7,900円を見込んでいる。