不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/9/8

事業用資産の減損損失計上し、当期純損失2.8億円/サーラ住宅10年10月期第3四半期決算

 サーラ住宅(株)は7日、2010年10月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年11月1日~10年7月31日)は、連結売上高192億3,500万円(前年同期比▲6.6%)、営業損失2億1,000万円(前年同期:営業損失3億3,300万円)、経常損失2億400万円(同:経常損失3億4,200万円)を計上。事業用資産の減損損失が発生したこと等による特別損失5,200万円を計上したことにより、当期純損失2億8,100万円(同:純損失4億6,900万円)となった。

 住宅事業は、分譲住宅の販売は好調だったものの、分譲土地の販売が伸び悩み、売上高は99億500万円(前年同期比▲4.2%)。仕入れコストおよび販売管理費の削減により、営業損失は1億2,200万円(前年同期:営業損失3億3,700万円)を計上した。
 住宅部資材加工・販売事業は、主な販売先である地場工務店において、住宅税制の優遇措置や住宅版エコポイント制度等の経済対策の効果が限定的であったことから、売上高93億2,900万円(前年同期比▲9.1%)、営業損失5,800万円(前年同期:営業利益2,100万円)となった。

 通期は、売上高295億円、営業利益3億5,000万円、経常利益3億円、当期純利益1億6,000万円を見込む。

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