不動産ニュース / 団体・グループ

2010/9/9

「官民一体となって、ポジティブな動きを加速させたい」/ARES

 (社)不動産証券化協会(ARES)は9日、東海大学校友会館(東京都千代田区)にて第49回理事会を開催。終了後、記者懇談会を開催した。

 理事会では、賛助会員として増田パートナーズ法律事務所、宝印刷(株)、(株)プロネクサス、(株)エーツメディアの賛助会員への入会が報告され、同日現在の同協会の会員数は正会員95社、賛助会員207社の計302社となった。
 また、一般社団法人移行に係る定款の変更について審議、承認したほか、同協会の定款の目的および投資家保護方針により策定された「苦情の受付と解決支援に関する規則」の一部改正を決定した。

 懇談会の席上、同協会理事長の岩沙弘道氏は、「ゆるやかな回復傾向にあるものの、円高などによる景気の下ブレ懸念も否めないことから、新成長戦略の前倒しでの実施を期待したい。また、投資家が3年ぶりに増加しているなどポジティブな動きを加速させるため、官民一体となって、成長に向けた取組み、例えばPPP・PFIの制度設計などにも積極的に参画していく」と意欲をみせた。
 また、年金基金などの機関投資家にアセットクラスとして位置づけてもらえるよう、CRE、PREをはじめ、シニア住宅やヘルスケア、インフラといった投資対象の多様化を実現させ、市場規模をまずは10兆円、3~5年後には20兆円にまで拡大していきたいとの考えを明らかにした。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆