三菱地所(株)と(株)TKテクノサービスは7日、オフィスビル「札幌北ビル」(札幌市北区)の新築工事に着工した。
同プロジェクトは、TKテクノサービス所有のオフィスビル「北ビル」(1974年竣工)と隣り合う三菱地所所有の商業ビル「ステーションパーク札幌駅北口」(93年竣工)の両敷地を一体再開発するもの。工期は10年9月~12年春を予定している。
建設計画地は、JR「札幌」駅および札幌第1合同庁舎から徒歩1分に位置。札幌駅北口広場に面している。
建物は、鉄骨造地上14階地下2階塔屋1階建て、敷地面積約約2,806平方メートル、延床面積約2万7,178平方メートル。地下1~地上1階が店舗、2~14階が事務所となる計画。事務所部分の基準階の有効面積は約1,346平方メートルの無柱空間とするなど、札幌駅北口地区最大級のフロアプレートとなる。
また、敷地外周部には植栽・植樹を行なうほか、CO2排出量削減をめざしLow-eペアガラスを、トイレ・共用部などにはLED照明を採用、環境に配慮した省エネルギー・高エネルギー効率のオフィスビルとなっている。