旭化成ホームズ(株)は17日、(株)セブン&アイ・ホールディングスが開発する大型商業施設「アリオ橋本」(神奈川県相模原市)内にショールーム「エコーション」をオープンする。SC内への出店は、同社初。
「エコーション」は、「エコ」+「ステーション」と「エコ」+「コミュニケーション」による造語。東京電力(株)や(株)イナックス、京セラ(株)など10社の環境設備や省エネ家電などを設置。来場者に、設備に触れてもらうことで「エコな生活」への関心を深め、住まい全体としての「エコな暮らし」に興味を高めてもらうのが目的。
ショールームは、5つのゾーンで構成。「イベントスペース」には、三菱自動車工業(株)の電気自動車「i-MiEV」を展示。オール電化キッチンと空気清浄機型換気扇を備えた「クッキングスタジオ」では、クッキングスクールなどの体験イベントの開催も可能。「セミナーコーナー」は、住まいに関するさまざまな疑問を解消すべく、セミナーや相談会、イベントなどを開催する。「ライフスタイルスタジオ」では、大型液晶パネルの3Dテレビや最新の省エネ家電、水回り設備を設置。「ロングライフコーナー」では、へーベルハウスの躯体展示や住環境シミュレーションなどの実演を行なう。
オープンに先立ち14日に開催したメディア内覧会で、旭化成ホームズ取締役副社長執行役員神奈川営業本部長・池田英輔氏は「これまで当社はモデルハウス中心の営業を展開してきたが、このスペースを利用することでニーズを拾い上げ、環境の配慮した住宅づくりを手伝っていきたい」などと語った。