アトラクターズ・ラボ（株）は17日、マンション入居者への管理満足度調査結果を公表した。
同調査は、8月16日～24日、同社が運営するウェブサイトの会員でマンション入居者を対象にインターネットアンケートを行なったもので、サンプル数は757。サンプル数15件以上の管理会社をランキング対象とした。
それによると、満足度総合1位は2年連続で野村リビングサポート（株）、以下、2位住友不動産建物サービス（株）、3位三井不動産住宅サービス（株）、4位大和ライフネクスト（株）、5位（株）東急コミュニティーとなった。
回答者が重視する項目は、昨年に続き、「修繕計画および積立金」が26％でもっとも多く、次いで、「管理人」22％、「管理費」21％、「管理会社のやる気」21％、「管理会社のアドバイス」（9％）の順。
項目別の1位は、「管理人」が大和ライフネクスト（株）、「管理会社のアドバイス」と「管理会社のやる気」が野村リビングサポート、「管理費」が伊藤忠アーバンコミュニティ（株）、「修繕計画および積立金」が住友不動産建物サービスとなった。総合1位の野村リビングサポートは全項目で3位以上を獲得した。
アトラクターズ・ラボでは、「入居者は管理費より将来計画を重視し、管理コストは総合満足度に相関はない」と分析している。
