オリックス不動産(株)は24日、開発を進めている物流施設3物件に、太陽光発電システムを導入すると発表した。テナント企業の省エネルギーニーズなどに応えていく。
導入する物件は、「川越産業団地ロジスティクスセンター」(埼玉県川越市)、「市川千鳥町ロジスティクスセンター」(千葉県市川市)、「小牧ロジスティクスセンター」(愛知県小牧市)で、いずれも延床面積約6,000~約2万2,000坪の大型物流施設。
設置する太陽光パネルは、3物件合わせて2,160枚で、年間17万6,160kwhの発電量を見込んでいる。発電した電力は建物内の照明や空調などに利用、CO2排出量の削減につなげる。
また、「市川千鳥町ロジスティクスセンター」は、生物環境保全を考慮した植栽が評価され、CASBEE Aランクの認証を取得しており、他の2物件でも同様の認証取得をめざしている。
同社では、2012年までの環境活動を「ECORIX2012」と独自に定め、自社の事業活動および顧客の低炭素化を推進、今回の取組みもその一環としている。