(株)アスコットは5日、「アスコットパーク」シリーズの分譲マンション2物件に、食品宅配サービス利用システムや契約農園システムなどを導入すると発表した。
食品宅配サービス利用システムは、マンション宅配ロッカーを手がける(株)フルタイムシステムが開発した新サービス「食配ラボ」と非接触型icカード認証「F-ics」システムを活用したもの。国内のマンションでは初めて「アスコットパーク東京八丁堀」(東京都中央区、総戸数30戸)に導入する。
同物件では、食品宅配事業者3社と契約するとともに、各住戸に専用受取りボックスを設置。契約事業者はic認証によってマンション内に入り、居住者が不在の時でも食品などを届けられるようにした。
契約農園システムは、同物件および「アスコットパーク東日本橋」(東京都中央区、総戸数40戸)、6月に販売を開始した「アスコットパーク日本橋小伝馬町」の3物件に一括導入されるもの。(株)フルタイムシステムが企画運営する千葉県君津市内の体験型リゾート農園の畑地225坪をアスコット(株)が3年間借り上げ、各物件75坪ずつの専用農園として居住者に無料提供する。
また、「アスコットパーク東日本橋」には、全戸に自転車の戸別専用保管スペースを設けた。