不動産ニュース / 開発・分譲

2010/10/14

JR「渋谷」駅周辺の大規模土地区画整理事業が始動/東京急行電鉄ほか

 東京急行電鉄(株)、東日本旅客鉄道(株)、東京地下鉄(株)、(独)都市再生機構などが参画する「東京都市計画事業 渋谷駅街区土地区画整理事業」(東京都渋谷区)は14日、施工認可を受け事業着手した。

 同事業は、日本有数の大規模ターミナル「渋谷」駅(JR山手線、東急東横線・田園都市線、東京メトロ銀座線・副都心線、京王井の頭線)を中心とする約5.5haを施工区域とするもの。現在進められている東急東横線の地下化・東京メトロ副都心線との相互直通運転を契機に、JRおよび東京メトロ「渋谷」駅の機能更新と合わせ、駅前広場等の都市空間を立体的に再編。交通結節点としての機能を強化していく。

 主な整備内容は、(1)東西駅前広場の整備による安全で快適な歩行者空間の創出と多様な交通手段の結節機能強化、(2)東西駅前広場の整備に伴う銀座線の橋脚及び渋谷川の移設、(3)東口駅前広場地下に雨水貯留施設を整備、(4)東西駅前広場をつなぐ自由通路を南北2ヵ所に整備、駅前広場の連続性・一体性を確保。

 施行代表者は、東京急行電鉄。地権者は、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄。総事業費は約577億円で、2026年度の完成を予定している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。