日本アコモデーションファンド投資法人（NAF)は18日、2010年8月期決算を発表した。
当期（10年3月1日～8月31日）の運用状況は、営業収益62億1,700万円（前期比5.0％増）、営業利益28億9,500万円（同▲3.8％）、経常利益21億4,800万円（同▲5.6％）、当期純利益21億4,700万円（同▲5.6％）となり、1口当たりの分配金は1万3,748円。
当期は、賃貸マンション「パークキューブ四谷三丁目」（取得価格27億4,900万円）および「パークキューブ八丁堀」（取得価格42億円）を取得。期末の保有資産は63物件、取得価格合計1,869億7,500万円となった。
また、新規物件取得のため、複数の金融機関から70億円の短期借入金を調達。その後10年7月に第2回無担保投資法人債を発行し、短期借入金を返済した。その結果、当期末の有利子負債総額は1,050億円、総資産有利子負債比率（LTV）は54.6％となっている。
次期は、営業収益61億7,100万円、営業利益29億4,600万円、経常利益21億7,200万円、当期純利益21億7,100万円、1口当たりの分配金1万3,900円を見込んでいる。
