（財）東日本不動産流通機構（東日本レインズ）は18日、2010年7～9月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は7,133件（前年同期比▲4.0％）と、2期連続で前年同期を下回った。
都県別では、東京都3,171件（同▲7.7％）、埼玉県950件（同1.9％増）、千葉県1,007件（同▲7.4％）、神奈川県2,005件（同1.6％増）となり、埼玉県と神奈川県を除き、前年同期を下回った。
成約単価は、1平方メートル平均で39万5,300円（同4.3％増）で、3期連続の上昇。成約物件価格は2,566万円（同2.7％増）、成約物件の平均専有面積は64.92平方メートル（同▲1.5％）、成約物件の築年数は17.52年となり、築浅にシフトした。
また、中古戸建住宅の成約件数は2,553件（同1.6％増）、新築戸建住宅の成約件数は946件（同18.7％増）と、5期ぶりに前年同期を上回り2割近い増加となった。
