不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/10/26

不動産販売事業が好調に推移、11年3月期第2四半期売上予想を上方修正/コスモスイニシア

 (株)コスモスイニシアは25日、2011年3月期第2四半期業績予想の修正を発表した。

 修正後の連結売上高は377億円(前回発表比14.2%増)、営業損失11億円(前回発表:営業損失38億円)、経常損失15億円(同:経常損失43億円)、四半期純損失19億円(同:四半期純損失63億円)。

 新築マンションおよび戸建事業の販売が概ね計画どおりに推移。下期に引渡しを計画していた開発事業用地の売却が第2四半期連結累計期間に前倒しで実現できたことなどにより、不動産販売事業の売上高が計画比約47億円、売上総利益が同約13億円増加する見込み。また、販売期間の短縮化が図れたことから、販売費および一般管理費が計画比約14億円削減、営業外損益が同約1億円改善の見込みとなった。

 一方、海外事業撤退に伴う為替影響(為替換算調整勘定の処理)として特別損失16億円を織り込んでいたが、撤退手法を含め引き続き検討・協議が必要なことから、下期となる見込み。

 なお、11年3月期通期業績予想については、前回発表数値から変更なし。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。