不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/10/27

建築請負工事が堅調に推移、新築事業で増収/三井ホーム11年3月期第2四半期決算

 三井ホーム(株)は26日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)は、期首受注残高が前年を上回ったことなどにより、連結売上高881億1,200万円(前年同期比10.5%増)、営業損失30億8,900万円(前年同期:営業損失48億3,000万円)、経常損失32億400万円(同:経常損失49億200万円)、当期純損失24億5,900万円(同:36億9,800万円)となった。

 主力の新築事業では、建築請負工事が堅調に推移し、売上高624億2,600万円(前年同期比13.4%増)と2ケタ増。コストダウン推進の効果などにより、営業損失は22億5,400万円と前年同期比で19億4,300万円改善した。

 リフォーム・リニューアル事業は、住宅リフォーム工事で増収となったものの、オフィス・商業施設のリニューアル工事が減収し売上高133億4,000万円(同▲1.7%)。事業拡大に向けた経費の増加などにより、営業損失4,100万円(前年同期:営業利益1億7,600万円)となった。

 賃貸管理事業は、賃貸管理戸数増加により、売上高84億9,200万円(前年同期比8.8%増)、営業利益3億6,200万円(同8.8%増)となった。

 27日に会見した代表取締役社長の生江隆之氏は「当期は商品力を強化し、前年実績を上回る売上を計上、損益も改善となったものの、受注は前年並みだった。今後もよりいっそうブランドメッセージをアピールし受注拡大をめざしていく。建替え比率も上がっており、今後は特に都市部での建替えを強化していきたい」などと述べた。

 なお通期では、連結売上高2,220億円、営業利益42億円、経常利益43億円、当期純利益20億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。