住友林業(株)は11月1日より、インターネット上で、基本プランの間取りを自由に変更し、3次元化された建物のなかをバーチャル体験できるプランシミュレーションコンテンツ「BF間取りDESIGNER(デザイナー)」を、同社ホームページに会員制にてオープンする。
同コンテンツは、専用のソフトウェアや特別なパソコンツールのインストールが不要で、インターネットに接続できる環境があれば、時間や場所を選ばずにプランシミュレーションが可能な住宅業界初となる技術。
インターネット上で会員自身が思いどおりのプラン作成や変更ができることに加え、リアルタイムで立体化し、住宅の内部をバーチャル体験することによって、作成したプランシミュレーションが可能なことが大きな特徴。
プランシミュレーションには、基本フレームのみが配置された広い空間に、好きなプランが設計できる「じっくりコース」、同社が推奨するプランをもとに、会員の好みに応じてカスタマイズできる「かんたんコース」の2つを用意している。
さらに3次元確認画面により、「上から見る」モードでは、作成したプランを鳥瞰することが可能で、居室の位置関係などが立体的に確認できる。「内部を見る」モードでは、実際の目線で住宅のなかを歩き回るように見ることも可能。
最終的には作成したデータを同社に送付することで、専門家によるプランや建築地による法規制などのチェック、プランの合理性や暮らしやすさなどのアドバイスが受けられる。
コンテンツに採用したオリジナル「ビッグフレーム(BF)構法」の特長である、プランの自由度や大空間設計、将来的な可変性などの優位性の訴求につなげていき、「住友林業の家」の販売促進と受注の拡大をめざしていく。