京阪神不動産(株)は29日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~9月30日)は連結売上高65億2,200万円(前年同期比5.3%増)、営業利益25億6,900万円(同22.1%増)、経常利益21億3,200万円(同13.8%増)、当期純利益11億8,500万円(同114.0%増)となった。
売上高は、工事売上高が減収となったものの、09年9月に取得した「心斎橋アーバンビル」および10年3月に竣工した「ウインズ梅田B館」の賃料収入が寄与して増収。営業利益および経常利益は、利益率が高い賃貸事業収入の構成比率が高まったことで増益、当期純利益は特別利益として固定資産売却益を計上し大幅な増益となった。
土地建物賃貸事業は、売上高64億5,000万円、セグメント利益27億8,700万円。そのほか、テナント入退去に伴う建築請負工事売上高は7,100万円、セグメント利益500万円を計上した。
なお、通期の連結売上高は130億円、営業利益49億円、経常利益40億円、当期純利益20億円を見込んでいる。