不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/11/1

固定資産売却益を計上し大幅な増益/京阪神不動産

 京阪神不動産(株)は29日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)は連結売上高65億2,200万円(前年同期比5.3%増)、営業利益25億6,900万円(同22.1%増)、経常利益21億3,200万円(同13.8%増)、当期純利益11億8,500万円(同114.0%増)となった。

 売上高は、工事売上高が減収となったものの、09年9月に取得した「心斎橋アーバンビル」および10年3月に竣工した「ウインズ梅田B館」の賃料収入が寄与して増収。営業利益および経常利益は、利益率が高い賃貸事業収入の構成比率が高まったことで増益、当期純利益は特別利益として固定資産売却益を計上し大幅な増益となった。

 土地建物賃貸事業は、売上高64億5,000万円、セグメント利益27億8,700万円。そのほか、テナント入退去に伴う建築請負工事売上高は7,100万円、セグメント利益500万円を計上した。

 なお、通期の連結売上高は130億円、営業利益49億円、経常利益40億円、当期純利益20億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。