不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/11/5

不動産開発事業、地価高騰時の仕入れ物件が影響し損失計上/エフ・ジェー・ネクスト11年3月期第2四半期決算

 (株)エフ・ジェー・ネクストは4日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)の連結売上高は108億3,800万円(前年同期比▲14.3%)、営業利益1,000万円(前年同期:営業損失1億8,000万円)、経常損失5,500万円(同:経常損失2億5,000万円)、当期純損失3億2,900万円(同:当期純損失8,400万円)となった。

 主力の不動産開発事業は、自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」を積極的に営業展開するとともに中古マンション154戸を販売し、ワンルームマンション売上高79億3,600万円(429戸)、ファミリーマンション売上高6億3,200万円(19戸)となり、その他収入を含めた同事業の売上高は99億5,200万円、セグメント損失2億900万円となった。売上の多くを占める新築物件の仕入れ時期が地価高騰時だったことから利益率が低く、販管費を吸収できなかった。

 不動産管理事業は、新規物件の管理受注の増加により、売上高6億4,500万円、セグメント利益2億5,300万円。建設事業は売上高8,900万円、セグメント損失3,900万円となった。

 通期(10年4月1日~11年3月31日)は連結売上高282億7,000万円、営業利益15億8,000万円、経常利益14億3,000万円、当期純利益7億6,000万円を見込んでいる。

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