(株)サンケイビルは5日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~9月30日)は連結売上高207億4,200万円(前年同期比35.1%増)、営業利益26億200万円(同56.1%増)、経常利益17億8,700万円(同101.4%増)、当期純利益8億100万円(同66.2%増)と大幅増収増益に。
主力のビル賃貸事業は、昨年営業開始したビルの稼働率向上による増収などで売上高87億2,400万円(同2.4%増)、営業利益28億8,600万円(同4.2%増)となった。
資産開発事業では、大手町連鎖型再開発に係る匿名組合出資損益分配および同再開発の2次事業に係る受託業務報酬などを売上計上したことで売上高18億円(前年同期:7,800万円)、営業損失16億6,000万円(前年同期:営業損失1億9,100万円)となった。
住宅事業は、マンション138戸を売上計上し、売上高70億9,900万円(前年同期比109.7%増)と伸長したものの、事業計画見直しによるたな卸資産評価損約19億円の計上で、営業損失15億4,200万円(前年同期:営業損失5億600万円)となった。
なお通期では、連結売上高330億円、営業利益44億円、経常利益26億円、当期純利益14億円を見込む。