国土交通省は10日、2010年9月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は4兆4,637億円(前年同月比▲7.3%)。うち、元請受注高は3兆2,990億円(同▲9.1%)、下請受注高は1兆646億円(同▲2.1%)と減少した。
また、元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆1,646億円(同▲12.1%)、民間等からは2兆1,345億円(同▲7.3%)となった。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上)は、1兆854億円(同▲14.7%)と前年同月比で10ヵ月連続の減少。うち、国の機関からは3,334億円(同▲31.7%)、地方の機関からは7,520億円(同▲4.1%)だった。
また、民間等からの建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注額は、6,532億円(同▲25.9%)と、先月の増加から再び減少に転じた。