不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/11/10

利益率の改善と経費削減で、営利13.6%増/大京11年3月期第2四半期決算

(株)大京は9日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。
 
 当期(10年4月1日~9月30日)の連結業績は、売上高1,291億1,700万円(前年同期比▲17.2%)、営業利益60億8,900万円(同 13.6%増)、経常利益46億9,100万円(同7.6%増)、当期純利益33億1,100万円(同▲14.5%)となった。

 不動産開発事業では、マンション2,702戸を契約し、契約高995億9,800万円となったが、物件の竣工および引渡しが前年時に比べ少ない計画であったことから、売上戸数は1,834戸となり、売上高は650億8,000万円、営業利益22億7,400万円となった。
 なお、マンション売上総利益が前年同期に比べ大きく改善したことに加え、経費削減が奏功し、営利は前年同期比で116.5%増となっている。

 不動産管理事業では、マンション管理受託戸数が前年同期に比べて増加し、管理受託収入が312億7,300万円となった。また、マンションの大規模修繕工事が堅調に推移したほか、リフォーム工事が伸長したことなどにより、同事業の営業収入は498億9,300万円となった。
 一方で、将来の事業拡大に向けた人員の確保だと、体制強化への投資を進めたため、営業利益は37億1,200万円となっている。

 不動産流通事業では、売買仲介収入が37億9,300万円、買取販売収入が34億1,000万円とそれぞれ前年同期比に比べ増収となったが、賃貸管理等収入は23億1,700万円と前年同期に比べ減収。
 これらの結果、同事業の営業収入は97億7,300万円、営業利益5億6,600万円となった。

 通期の連結業績は、売上高2,900億円、営業利益125億円、経常利益80億円、当期純利益70億円を見込んでいる。

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