不動産ニュース / ハウジング

2010/11/11

港北ニュータウンにモデル棟、約60組が事前内覧予約/ムジ・ネット

モデル棟の外観。外断熱を採用している
モデル棟の外観。外断熱を採用している
大開口と明るさが特徴。家具などで仕切り、子ども室や寝室などのスペースを創り出している
大開口と明るさが特徴。家具などで仕切り、子ども室や寝室などのスペースを創り出している

 「無印良品の家」のネットワーク事業を展開するムジ・ネット(株)は、(株)大川(横浜市鶴見区)とネットワーク・パートナー契約を結び15日、「無印良品の家 港北ニュータウン店」(横浜市都筑区)をオープンする。全国で28店舗目、神奈川県内で2店舗目となる。

 同店は、横浜市営地下鉄線「センター南」駅徒歩12分に立地。モデルハウスは、SE構法2階建て「木の家」の「間口7間×奥行き4間」タイプ(延床面積約108平方メートル)。標準仕様で長期優良住宅の条件を満たしている。

 間取りは、将来のライフスタイルの変化に合わせて変更できるよう、間仕切りや造りつけの家具を設けないオープンな造り。1階に設けた吹抜けと大開口により、光を取り込むようにしている。標準仕様本体価格は2,325万円。販売ターゲットに「3人家族の1次取得者」を想定している。

 同店のオープンに先立って開かれた内覧会で、ムジ・ネット(株)専務取締役の田鎖郁男氏は、「インターネットとメールを活用した販売手法に注力し、次第に成果が上がってきた」と説明。同住宅商品の購入検討者などからなるネットワーク会員にメールで同モデルハウス開設を告知したところ、約60組の事前内覧予約が得られた。初年度販売目標は約30棟。「従来の店舗より人口密度の高い人気のエリアに立地しており、目標設定は既存店より1.5倍程度高い設定となっている」(田鎖氏)。

 また、大川の大川榮男会長は、同商品のシンプルでコンパクトなデザインと構造について触れ、「時代の変化、社会の成熟、安全・安心に対応している。こうした住宅を求める層は潜在的にあり、伸びる余地がある」と出店の理由を説明した。

 なお、「無印良品の家」の累計販売棟数は、04年10月の販売開始以来、約500棟に達している。10年度は09年度比10%増で推移しており、約230棟の受注を見込んでいる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。