不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/11/11

マンション管理戸数伸長、純利益74.0%増/日本ハウズイング11年3月期第2四半期決算

 日本ハウズイング(株)は10日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)は、連結売上高275億9,900万円(前年同期比▲0.3%)、営業利益13億2,100万円(同22.1%増)、経常利益12億5,900万円(同28.7%増)、当期純利益6億4,100万円(同74.0%増)となった。

 マンション管理事業は、前期の受注物件が計画通りに稼働したことに加え、専有部サービス「安心快適生活」や居住者向けコミュニケーション誌「HOUSING NEWS」を生かした営業活動を積極的に展開した結果、管理戸数は国内で合計35万9,725戸(前期比6,554戸増)、グループ全体で44万2,199戸(同6,654戸増)となり、売上高164億7,700万円(前年同期比5.0%増)となった。また、全社的なコスト削減活動の継続および従業員の定着率が引き続き高水準で推移し、営業利益15億7,200万円(同14.5%増)となった。

 ビル管理事業では、新規受注が比較的好調であった一方で、オーナーの物件売却に伴う解約や管理委託料の減額が影響し、前期に続き、厳しい事業環境となった結果、売上高は20億7,100万円(同▲0.9%)に。しかし、組織再編に伴う経費見直しの影響により営業利益は1億2,100万円(同7.9%増)を計上した。

 不動産管理事業は、前期に稼動を開始した大型サブリース物件が期初から売上に寄与したほか、物件売却に伴う解約を上回る新規受注を獲得することができたため、売上高19億円(同4.4%増)。営業利益は、連結子会社において賃料収入が減少したため、1億8,300万円(同▲20.3%)となった。

 なお、通期は、連結売上高583億円、営業利益32億6,000万円、経常利益31億1,000万円、当期純利益15億6,000万円を見込む。

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