東京建物(株)は9日、2010年12月期第3四半期決算を発表した。
当期(10年1月1日~9月30日)の連結売上高は1,190億4,800万円(前年同期比▲42.0%)、営業利益110億5,400万円(同▲54.7%)、経常利益32億3,900万円(同▲81.0%)、四半期純利益16億9,200万円(同▲67.1%)と大幅な減収減益。
主力の賃貸事業は、SPCを活用した収益ビル等への投資配当収益の減少などで営業収益418億円8,400万円(同▲18.3%)、営業利益は115億9,200万円(同▲49.3%)。
また分譲事業では、マンション売上計上戸数が973戸(同▲59.7%)となるなど営業収益538億4,000万円(同▲56.9%)、営業損失3億6,300万円(前年同期:営業利益91億8,800万円)となった。なお、現在販売中の分譲マンション等におけるたな卸資産評価損は2億9,300万円(同:52億5,100万円)の計上にとどまった。
なお通期では、営業収益2,000億円、営業利益260億円、経常利益150億円、当期純利益60億円を見込んでいる。