不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/11/11

完成工事高回復、利益率上昇で営業利益46%増/長谷工コーポレーション11年3月期第2四半期決算

 (株)長谷工コーポレーションは11日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)の連結売上高は2,057億円(前年同期比4.0%増)、営業利益108億4,800万円(同46.0%増)、経常利益93億9,600万円(同34.0%増)、当期純利益72億3,500万円(同76.7%増)。

 主力のマンション工事など、完成工事高が1,291億円(同6.3%増)と堅調に推移。着工物件の着工後粗利率回復などで完成工事総利益が144億円(同12.0%増)と伸び、販売費・一般管理費の削減効果もあり、営業利益は大幅に増加した。

 主力の設計施工関連事業(従来のエンジニアリング事業と建設事業とを合わせたもの)は、44件・約835億円のマンション工事を受注するなど受注高1,015億円(同▲19.0%)となったが、分譲マンション11件の引渡し、PFI方式による公務員宿舎建替事業の竣工などにより売上高は1,311億円(セグメント変更により前年同期比較なし)、営業利益110億円となった。

 また不動産事業では、受託販売の契約戸数が3,498件(同6.4%増)と増加。分譲マンション3物件の引き渡しやマンション用地売却などで、売上高は240億円、営業利益3億円となった。

 なお、通期については、連結売上高4,700億円、営業利益253億円、経常利益200億円、当期純利益100億円を見込む。

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