不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/11/15

在庫調整局面から脱し、売上2ケタ減も黒字化/グローベルス11年3月期第3四半期決算

 (株)グローベルスは12日、2011年3月期第2四半期決算(非連結)を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)の売上高は60億7,800万円(前年同期比▲12.5%)、営業利益1億3,700万円(前年同期:営業損失6億1,900万円)、経常利益7,100万円(同:経常損失6億8,900万円)、当期純利益7,500万円(同:当期純損失6億8,800万円)。在庫調整局面だった前年同期と比較し売上高は減少したものの、収益面の改善で黒字化した。

 主力の不動産販売事業のマンション分譲では、新規契約戸数186戸、契約高60億1,000万円、売上戸数185戸、売上高59億2,800万円を計上した。期末の契約済未引渡残高は29億200万円(95戸)、未契約完成商品の残高は11億1,000万円(34戸)となった。第3四半期以降に竣工する商品準備高として、376戸、129億5,000万円(発売開始商品143戸、うち契約済み92戸)を確保している。

 このほか、不動産販売事業で宅地売却により、売上高1億1,100万円を計上した。

 なお、通期は、売上高97億円、営業利益3億円、経常利益2億円、当期純利益2億円を見込んでいる。

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