森ビル(株)は15日、文化庁から「平成22年度メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業」の受託者に採択されたと発表した。
同事業は、マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートなど、メディア芸術の振興を図るため、情報収集・発信関連の文化施設や、大学などと連携・協力する情報拠点およびコンソーシアムの構築をめざすもの。
事業受託は、同社の美術館や社会人教育機関、ライブラリーなど、文化施設および事業の運営ノウハウに加え、都市にかかわるコミュニケーションツールの開発を通じて得たネットワークおよびメディア芸術分野への展開が評価されたもの。今後、イベントの企画・運営、発信力のある情報拠点を運営することで、メディア芸術の振興・発展を支援していく。
また、同事業事務局は11月27日(土)、第1回「メディア芸術オープントーク」を都内で開催する。メディアアート、美学、美術史、社会学の専門家が多角的に議論を深めていく。
概要は次のとおり。
■第1回「メディア芸術オープントーク」
日時:2010年11月27日(土) 14時~16時
会場:3331 Arts Chiyoda 地下1階 マルチスペース(東京都千代田区外神田6-11-14)
スピーカー(予定):島本 浣氏(京都精華大学芸術学部教授)、藤幡 正樹氏(東京藝術大学大学院映像研究科長)、吉岡 洋氏(京都大学大学院文学研究科教授)
参加費:無料
定員:50人
申込み締切:11月23日(火)
申込み方法など詳細は、同イベントのホームページ を参照。