不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/11/17

首都圏分譲マンション賃料、6ヵ月連続プラスも上昇率はやや鈍化/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは17日、10月の三大都市圏・主要都市別における「分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同社のデータベースに登録された分譲マンションの「月額募集賃料」を行政区単位に集計・算出し、平方メートル単位に換算したもの。

 同月の首都圏の平均賃料は、1平方メートルあたり2,600円(前月比0.8%増)で、6ヵ月連続の上昇。三大都市圏では唯一上昇基調で推移しているものの、上昇率はやや鈍化傾向にある。地域別では、東京都が3,043円(同0.1%増)と安定推移しているが、神奈川県は2,042円(同▲0.4%)、埼玉県は1,641円(同▲1.6%)、千葉県は1,598円(同▲1.3%)と、周辺3県ではいずれもマイナスとなった。

 また、近畿圏の平均賃料は、1,712円(同0.2%増)と、7月以降は1,700円を上回る水準で安定推移。地域別では、大阪府1,775円(同0.2%増)、兵庫県1,679円(同0.8%増)となった。

 中部圏の平均賃料は1,494円(同▲0.3%)、愛知県は1,523円(同0.4%増)。前年同月比でみると、中部圏が▲4.9%、愛知県が▲4.0%と、他の都市圏や都府県よりも下落率が大きく、依然として緩やかな賃料低下傾向が継続している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆